1
金沢へ
2017年 07月 30日
富山県高岡市は富山市に次ぐ第二の都市、歴史も古い地とのこと、
宿はあえて富山市ではなく高岡市にしました。
高岡市内(富山市にも)は路面電車が走っています。

夕食は富山市まで足をのばし「寿司栄 華やぎ」。
高岡市から路面電車、私鉄でJR富山駅に到着、
そこからバスで寿司屋さんと、思ったより遠かった。
宿を富山駅周辺にすればよかったとちらっと思ったほど、
高岡からの便は悪かった。
でもいろんな風景を見ることが出来てよかったかな。



2日目、雨晴海岸を通り、氷見漁港、そして道の駅もある、ひみ番屋街(市場)へ。
お刺身、おいしい!
残念ながらお天気はよかったのですが、海岸から立山連峰を見ることができなかった。

そして金沢へ。
長町武家屋敷跡を散策中、
富山で買った鱒&ぶりの押し寿司でちょっとひといき。


武家屋敷跡野村家を見学、加賀百万石加賀藩の直臣であり、廃藩まで続いた加賀の名家。
驚くほど豪華です。

そしてその近くに移築された早道飛脚足軽の2軒足軽屋敷(金沢市足軽資料館)を見学。
当時の生活ぶりが垣間みれ、興味深かったところでした。
金沢21世紀美術館
建築家 妹島和世+西沢立衛 / SANAA
隣りが金沢市役所になっていて、地下の駐車場はつながっています。
「まちに開かれた公園のような美術館(建築の考え方)」パンフレット抜粋、
という市の中心にある美術館です。

恒久展示(無料)の二カ所が特に魅力的でした(無料のところしか見てない!)。
スイミングプール(レアンドロ エルリッヒ)
見た目はプール。
地上から見下ろす部分は無料。プール内部に入る場所は有料!

ブループラネットスカイ(ジェームズ タレル)
部屋の周りが腰掛けられるようになっている空間、
天井が切り取られていて、空が見えます。

交流ゾーン(無料)には交流の場を演出する、椅子、長椅子、
寝転ぶことができるなどの場がありました。

最後は、日本海の北前船が行き交った金沢港、金石、海の豪商 銭屋五兵衛記念館です。
金沢に来てこの人を知ったのですが、すごい人です。来て良かった!!

1泊2日で3県を巡った弾丸旅行でしたが、行きたいところを絞ったおかげで大満足でした!
また更に日本海沿いの地を巡りたい気持ちとなりました!
▲
by matu-cafe
| 2017-07-30 07:36
| 建築めぐり
|
Comments(0)
相倉合掌造り集落
2017年 07月 30日
日本海沿い、岩が切り立つ断崖絶壁の場所。
昔は交通の難所だったそうです。
当日は晴れて波も穏やかでしたが、海が荒れたら怖い場所です。

そして、五箇山 相倉合掌造り集落へ向かいます。
五箇山 相倉合掌造り集落 (世界遺産)
富山県南砺市相倉611
世界遺産として、
白川郷(岐阜県大野群白川村)、
相倉合掌造り集落(富山県南砺市)、
菅沼合掌造り集落(富山県南砺市)
(合掌造り家屋が多い順番です)の3カ所が登録されています。
夏の暑い日、車から降りただけで汗が落ちるような日でした。
観光客もとても少なく(世界遺産なのでもっと多いとイメージしていたため)、
のんびりとした印象です。
こじんまりとした集落のため、駐車場からすぐ村です。
お店(お土産)も村中に1件、駐車場に1件だけで、
世界遺産らしくなく観光地化されていない静かな小さい村、
合掌造り家屋で今も暮らしている風景がそこにあります。


相倉民族館では昔の暮らし方などが紹介され、2階にも上がれます。
2階に行くと、風がよく通り、意外に涼しく感じます。
煙硝、養蚕、和紙が作られていたとのこと。

「ささら」108枚の木の板をつないだ古楽器。
これを打ちながら踊り、「こきりこ節」を唄うそうです。
ささらは大きいものから小さいものまであり、手に取ってみると重さを感じます。
きれいな木の音が鳴ります。

高台からは、谷間の小さな村が一望できます。

▲
by matu-cafe
| 2017-07-30 06:19
| 建築めぐり
|
Comments(0)
谷村美術館
2017年 07月 29日
建築家 村野藤吾
彫刻家 澤田政廣
1泊2日で、新潟県、富山県、石川県と日本海側に行ってきました。
大きな目的は2カ所、「谷村美術館」と「五箇山 相倉合掌造り集落」。
最初に向かったのは新潟県糸魚川市にある谷村美術館。
住宅街の中に、玉翠園と谷村美術館、少し離れて翡翠園があります。
(内部は撮影不可)
「彫刻家 澤田政廣氏の作品(仏像)を展示するために、建築家村野藤吾氏により設計。美術館の全景をシルクロード砂漠の遺跡にみたて、館内は石窟調になっている。各展示室は仏像彫刻に合わせて設計されていて、作品と建物が一体となって美術館自体もひとつの芸術作品となっている。」パンフレット抜粋より。


チケットを買って中に入ると、外回廊が美術館へとつながっています。
その回廊は、瓦や壁と床がカーブして、高さも低く抑えられ、しっとり優しく落ち着く回廊です。


6スペースに、8体の彫刻(仏像)が置かれています。
自然光と人口照明によって、やわらかな光があたり仏像を照らし、それぞれの仏像に合わせて設計された空間が更に作品を魅力的にさせています。
各スペースはこじんまりとしているけど、不思議に圧迫感を感じず落ち着く空間です。
パンフレットによると「季節、天候、見る時間によって同じ彫刻でも違った表情をみることができる」と書かれてあり、その通りだと感じます。
彫刻(仏像)も見れば見るほど素敵で、現代的な感じも魅力的です。
記憶に残る、素晴らしい美術館でした。

▲
by matu-cafe
| 2017-07-29 20:37
| 建築めぐり
|
Comments(0)
1