カテゴリ:家作りのお話( 6 )

私の家作り 「住まい方を考えるー3書籍」 NO.6

夫の職業柄、建築関係の本や雑誌が本棚に並んでいます。
家を考える以前は、外国の書籍(有名な建築家)などをぱらぱらめくってはこんな建物もあるんだーと感心しているのみでした。

素人の私におすすめの本を夫に選んでもらいました。それがこの本
「納得の設計術」でした。
本ではなく、あえていうなら…読んでいる人の、家を考えるノートになる…という本です。
こんなふうに家って考えていいんだ…
こんな自由な発想でいいの?
朝はどんな行動をする?、昼は?夜は?
玄関、リビング…と、まずは自分で自分のこと家族のことを考えてみるということを教えてくれる本です。
私にとって読んでいて楽しく、またとてもわかりやすい本でした。

もう1冊
「宮脇檀の住宅設計テキスト」
これは建築家宮脇氏が設計した家々を題材に、住まいの考え方、手法、技術、ディテールなどが簡潔にまとめられて、素人にもわかりやすく興味深く書かれてあります。
文章が上手で、家のことのみならず、生活のヒントのようなものをおりまぜてあります。
何度読んでも、いつ読んでも、発見があります。
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by matu-cafe | 2010-06-01 14:29 | 家作りのお話 | Comments(0)

私の家作り 「住まい方を考えるー2実際の家を見学(4)」 NO.5

4 建築家自邸の見学
(1)ある建築家の自邸
リビングの床がタイルだったのが印象的でした。子ども(3人で青年期)部屋はリビングの隣から3部屋続いてドアがなく、カーテンの布で廊下と仕切り。その部屋は小さくベッドと勉強机でいっぱいなくらいでしたが、それをいかした楽しい部屋作りになっていました。固定概念がなくユニークで、南欧風なところも感じる個性的な明るさを感じる住まいでした。

(2)建築家設計のオープンハウス
狭小住宅です。敷地が限られた中でのプランは家の中心に階段があり、その左右にスペースがあるというスキップフロアでした。リビングの壁には作り付けの見える収納棚が床から天井まであります。平面図だけを見て想像していたのとは違い、家の中に入ると、広く感じられました。

私には図面だけではなかなか立体的なイメージが作ることができないので、実際に見学できたのは勉強になりました。
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by matu-cafe | 2010-03-09 14:52 | 家作りのお話 | Comments(0)

私の家作り 「住まい方を考えるー2実際の家を見学(3)」 NO.4

3 深川江戸資料館(東京都江東区)現在改装中

 館内には、江戸町人の暮らしと町並みを再現されています。
暮らしの細部まで作られており、季節ごとに調度品がかわる(その当時の人たちがそうしていたであろう)展示になっています。

 靴を脱いであがることができる家屋もあり、長屋の中まで入ることができるので、調度品、家財道具をより間近で当時の生活を感じることができます。
 また照明と効果音によって、1日のうつろい、季節感を感じることができ、気分は江戸時代にタイムスリップしたよう!

その当時の庶民の暮らしぶりを体験できるのはとても興味深く面白いです。家の内部に入り、広さや高さを実体験できることがとても勉強になりました。
江戸東京博物館とは全く違い、そこでは江戸全般の展示を見ることが多いのですが、この資料館は庶民の暮らし体験できるので、こじんまりしているのですが、私個人としては深川江戸資料館の方が親しみやすいです。

現在改装中です。どのように改装されるのか今から楽しみです。
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by matu-cafe | 2009-12-21 16:45 | 家作りのお話 | Comments(0)

私の家作り 「住まい方を考えるー2実際の家を見学(2)」 NO.3

2 川崎市立日本民家園(川崎市多摩区)
移築された東日本の代表的な古民家の野外博物館です。
のんびりとした里山の中に古民家や建物が25件あります。
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茅葺きの屋根、土間、板の間、畳…
生活スタイル、文化、自然環境…近年、急激に変化した日本を感じ取れます。

私の祖父の家(地方の農家)はまさに古民家でした。
玄関はなく、広い土間に農作業道具がおかれ、土間廊下で部屋が続いている。また土間続きの広い台所には大きいかまどがいくつも並んでいる。お蚕さまの棟がある。
古民家というとずいぶん昔のようですが、私の子ども時代に体験しています(何才!!)
落ち着く、懐かしい感じを覚えるのは実体験があるからでしょうか、日本人だからでしょうか。
黒光りしている柱や板をみると、家に対する丁寧な住まい方が受けとれます。
受け継がれ、永く住み続けられた住まいには、家の歴史(冠婚葬祭)=人々の歴史があり、それがその家にぬくもりやあたたかさが更に加えられて家の味わいと感じるのかな、などと思いをはせます。
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昔ながらの暮らし方は日本ならではのアイディアがたくさんつまっています。
プランを考える際に数度訪れ、土間とリビングの高さ、座ってみたり、と実際に確認しています。
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見学シリーズ続きます。
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by matu-cafe | 2009-12-11 10:41 | 家作りのお話 | Comments(0)

私の家づくり  「住まい方を考えるー2実際の家を見学(1)」  NO.2

ライフスタイルを大まかに思うままに箇条書きにしている頃から、夫とともに住まいを見学をしています。

1 江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
広大な都立小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」は、江戸時代から昭和初期までの27棟の復元建造物があり、移築、復元、保存、展示されています。前川國男邸、大川邸、小出邸、高橋是清邸などがゾーン別に分かれています。また茅葺きの民家や商店の復元ゾーンもとても興味深く楽しい展示です。
その中で、次の2邸についての感想です。

「前川國男邸」
1942年戦時中、物資や規制が厳しい時代に建てられた建築家前川國男氏の自邸です。
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外観はシンプルながらも圧倒的な存在感を感じさせます。
敷地の南よりに建てられているため、北側にも庭のスペースがたっぷりとられています。
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玄関は外観からの想像と違い、とてもこじんまりしています。気取るところなく、簡素な品の良さを感じます。
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玄関を上がり、大きな扉を開けるとリビングダイニングになっています。
吹抜けになっていて南側は床から天井までいちめんガラス窓により暖かい光に満ちています。
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この家が私にとって建築家が建てた家を見た一棟目でした。
何もかも衝撃的でした。「これが住宅?」すごいなあ! 今までの自分のもっていた固定概念をうちくだかれたようでした!
障子と格子の光と影、シンプルでいて大胆、モダンなセンス、素敵です。

「田園調布の家(大川邸)」
大正時代に建てられた全室洋館の建物。
これまでのお客様本位の家ではなく、家族中心の間取りとなっています。
リビングではコーナーの出窓に造り付けのソファがあり、愛らしい住まいを感じます。
また、寝室から続くテラスにはパーゴラやテラスの壁に長椅子が作られ、寝室から外へ広がりを感じます。
当時は相当ハイカラな住まいだったと思います。快適に住まうアイディアがみられ楽しく見学できます。

人が住んでいた住宅を見学できるのはとても貴重です。
ここには何度も見にきています。
それは少しずつ住まいについての知識が増えていく度に、自分自身見るところや感じるところがちがい、発見するところも増えていくからです。
部屋の広さ、玄関の大小を感じたり、窓の位置や大きさでの陰ひなたの関係、天井の高低で感じる居心地の違いなどなど、図面だけでは全くわからなかったものが少しずつ理解できるようになっていきます。
特に前川邸は私にとり、建築家が建てた家をはじめて見学したというのもあり「家」に対する考え、見方が大きくかわりました。

次回もまだまだ見学シリーズ続きます。
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by matu-cafe | 2009-12-07 16:21 | 家作りのお話 | Comments(0)

私の家作り  「住まい方を考えるー1序章」  NO.1

※私個人のマイホームを建てたとき(2002年11月着工、2003年7月竣工)の記録であり感想です。

「家を建てる」
私の中では、ハウスメーカー、工務店のモデルハウスを見学して決めるのかな、といった漠然としたイメージしかありませんでした。
さまざまな選択肢があることなど考えたこともないという、非常に乏しい知識の私。
たまたま、夫の職業が建築家でたまに仕事の話を聞くうちに、こういう世界もあるんだなあとはじめて知りました。

「少しずつ将来の自分たちの住む家について考えはじめようか」と夫が言ったのは結婚後少したってからのことでした。
何も知識のない状態の私に、夫は「私自身が考える」というところから、ゆっくりと時間をかけてマイホームを考えさせてくれました。

「どんな家に住みたい?」
夫から、一番最初の課題がこのシンプルな問いでした。

それを聞いて私がまずしたことは、間取りをノートに書いてみることでした。
スケールなんかわからないまま、金額のイメージも全くない、わからないなりに最初は楽しくワクワク、
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 リビングとキッチンはこんなかんじがいいかなあ
 キッチンはこんなのがいいなー、食器棚はこんな感じ、
 収納はどうしようかな
 部屋数はこのぐらい必要かな
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「あれ、トイレの場所なくなっちゃったー」
「階段が登れない階段になってるー(行き止まり!)」
素人で知識も全くないので、こんなかんじでした。
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「こんなキッチンがいいんだけど」「あ、やっぱりこっちがいいなあ」「テーブル、椅子は…」
夫に思いつく度に説明しながらもパーツばかり考えるばかり….
まとまるわけなく、四角い中にLDKなどを無理矢理押し込んだものになっていました(思い返してみると、この当時の私の話を遮ったり、自分の考えを押し付けたりすることなく、よく聞いてくれてたなーと思います!)。
いったい自分がどんな家に住みたいのかというのがなかなかみえてこないのです。

「間取りとか細かいパーツよりも、まず自分の家族がどんな暮らし方、住まい方をしたいのか。
最初は家にこだわらず、家族の将来、自分の夢を考えてみたら。

次に、自分の家にあったら楽しいだろうなー、落ち着くだろうなー、
こんなものが自分の家にあったらわくわくするなー、
あり得ない、無理と思っても、矛盾しそうでも、すべて書き出してみたら何かみえてくる。」と夫。

家族の将来、どんな子育てをしたいのか、食生活、趣味などなど、ライフスタイルを考えていきました。
思いつくままに大まかに、箇条書きにして書き出していました。


次回は「住まい方を考えるー2実際の家を見学!」です。
どんなところを見学したのか、まとめてみました。

備考:これは私個人のマイホームを建てたとき(2002年11月着工、2003年7月竣工)の記録であり感想です。
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by matu-cafe | 2009-11-29 23:39 | 家作りのお話 | Comments(0)