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恵文社一乗寺店

京都にある、行ってみたかった本屋さんです。

恵文社一乗寺店
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10時オープンと同時に中に入ると、
本屋なのに暗めで、
いっけん雑貨屋さんのような雰囲気、
まだそんなに人もいない店内で、
まだ暖房もきいていなくて、
手がかじかむような底冷えする寒さの中に、
本がたくさんあって、
きれいに並ばされてなくて、
棚から出っ張ってたり、引っ込んでたり、いろんな種類の本が積んであったり、
それぞれの本が存在を主張しているのを助けるような陳列の風景。

ー ー ー ー ー ー ー

最近の一般的な本屋さんのイメージ…。
出版社がブームをつくるために本や雑誌をつくり、
書店は売れる本を並べ、売りたい本を見やすい場所に同じ本を積み上げる。
だからどの本屋さんも同じ本、雑誌、同じような陳列(売れ筋ランキング、売りたい本)となっている。
そういう本屋さんも必要で利用しやすくて好きだ。

最近ではネットで本を購入するのもらくちんだ(これもよく利用する)。
図書館だってネット予約で図書館に行かずに市役所出張所で受け取ることが可能だ(これもよく利用する)。

それとは次元がちがうのが、本のセレクトショップ。
本、本、本の間に何気なくそのジャンルに近い面白い雑貨や絵、カードが置かれている。
書店員さんの知識や好みで選ばれた本がたくさんある。

他人(自分が興味のある人)の本棚って、その人の心の中をのぞくような、知ってはいけないような、でも知りたいという誘惑があるなあ!
まさに、そんな感じのお店!

異空間に入り込んだような、
誰かの本棚をのぞきこむような、
ドキドキする不思議な魅力あふれる空気にふれる。

ー ー ー ー ー ー 

本の中に入り込むと、字と字の間に大きな異次元の世界が果てしなく広がっている。
それは自分の脳の中だけに存在する空間。
たくさんの人が、同じ本=字を読んでも、全く同じ空間や世界になることはなく、
脳に合った独自の空間が作られるところに、大きな魅力を感じる。
(それは文字(本)でなくても、絵、写真…芸術と呼ばれるものはすべてそうなのかな…そうなのかもしれない)


普通の本屋さんや図書館に行ったりすると、無意識に自分の好みの本棚や本に目がいってしまう。
魅力的でまだ知らないジャンル(知っているジャンルにも)に自分が好きになる本たちがいっぱいあるのに、見つけることはなかなか難しい。

そういうところに気がつかせてくれる本屋さんだった。

ぶるぶる震えながら本を手にとる。
オープンと同時に入ったけど、次の目的地は予約していたので、時間制約は1時間。
あっという間に時間がたってしまった。もっと時間が欲しかった。
その中で気に入った本を購入。
今まで手にしたことがなかったジャンルのもの!

これからもいろんな本屋さんに行ってみたいな、行ってみよう!

どの本屋さんでも時間があるだけ居てしまうくらい、本屋が好き(迷惑にならないように気をつけなきゃ…)。

ー ー ー ー ー ー

2008年英国ガーディアン紙の「世界の書店ベスト10」に選出された、丁寧な本選びと居心地のよさで知られる有名書店。
通常の分類ではなく、テーマに沿った独創的な書棚づくりが大きな魅力です。by 婦人画報
by matu-cafe | 2013-12-10 14:24 | おでかけ | Comments(0)