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大山崎山荘

大山崎山荘(現在はアサヒビール大山崎山荘美術館として開設)
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施主自らの設計で英国の影響を受け英国調な建物。
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2階テラスからは、木津、宇治、桂の三川が見え、気持ちがいい素晴らしい眺望、そして見事な庭園、重厚、贅をつくした豪華な別荘です。
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そこに安藤忠雄氏設計の美術館があり、モネの絵が飾られています。
残した山荘に、どのように新しい建築物を設計したのか、楽しみでした。

ここからは素人主婦の感想なので、プロの方々から見た感想とは全く違うかもしれません…。

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山手館と地中館(モネの絵がある)
地中館は、半地下にあり円柱形ギャラリー。
本館から通路を通り、安藤氏らしい階段通路建物から入ります。
その階段は高い壁、正面にも大きなガラス(窓)がとられ、庭園の緑が目に入る。
階段通路内にいると、気持ちのいい空間です。
この建物だけをみると、この通路建物の間口と高さと、階段を下るごとに明るさから暗さに導く関係ははとてもきれいです。
安藤氏の真骨頂だと思います。


庭園側からみると、片側コンクリート側面に睡蓮の花が咲く小川が流れていて、コンクリートとの対比がきれいです。
ただ全体的には、階段の建物があることで、山荘と庭園の美しい関係がくずされたように感じ(私は)残念。
私が行った時期は冬の2月。もし新緑豊かな頃など草木が茂って階段通路建物が見えなければいいのだけど。
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階段を下ると地中のギャラリー
2013年2月に行った時はモネの絵は3枚、他に1枚。

コンクリート打放しの壁ではなく、その間に天井手前まである、大きな真白い壁が作られ、そこに展示されていた。
部屋の中央にも、同じように大きな壁が作られ、モネの自宅内で撮られた写真と紹介が大きく掲載。
中央にあるトップライトも封鎖されていた(その下に上記の白い壁面がある)。

直線的な真白い壁(中央に建てた壁と絵が飾られている壁)が円柱形建物と合わない。
白い壁を作ったことで照明もその白さ、絵、その後ろにある建物のコンクリートと、合っていない。

相当な違和感と空間の気持ち悪さ、居心地の悪さを感じた。
絵と絵の距離、展示方法(特に大きい絵)、明かりの照らし方、白い壁面をつくったこと…絵の魅力をもたらすものではなかった。
コンクリート打放しの円柱壁にそのまま展示された方がいいと感じる。

円柱形ギャラリー自体は、素晴らしい庭園を損なうことのない建物でもあり嫌いではないが、内部の利用方法、美術館としての展示方法はどうかな…(かわるようなので今回だけかもしれないけど)。

美術品は展示方法によって、魅力が半減したり倍増したりするのだと改めて感じた。

去年竣工した山手館「夢の箱」については感想なしにしておきます…。










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by matu-cafe | 2013-02-17 19:32 | 建築めぐり | Comments(0)