私の家づくり  「住まい方を考えるー2実際の家を見学(1)」  NO.2

ライフスタイルを大まかに思うままに箇条書きにしている頃から、夫とともに住まいを見学をしています。

1 江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
広大な都立小金井公園の中にある「江戸東京たてもの園」は、江戸時代から昭和初期までの27棟の復元建造物があり、移築、復元、保存、展示されています。前川國男邸、大川邸、小出邸、高橋是清邸などがゾーン別に分かれています。また茅葺きの民家や商店の復元ゾーンもとても興味深く楽しい展示です。
その中で、次の2邸についての感想です。

「前川國男邸」
1942年戦時中、物資や規制が厳しい時代に建てられた建築家前川國男氏の自邸です。
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外観はシンプルながらも圧倒的な存在感を感じさせます。
敷地の南よりに建てられているため、北側にも庭のスペースがたっぷりとられています。
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玄関は外観からの想像と違い、とてもこじんまりしています。気取るところなく、簡素な品の良さを感じます。
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玄関を上がり、大きな扉を開けるとリビングダイニングになっています。
吹抜けになっていて南側は床から天井までいちめんガラス窓により暖かい光に満ちています。
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この家が私にとって建築家が建てた家を見た一棟目でした。
何もかも衝撃的でした。「これが住宅?」すごいなあ! 今までの自分のもっていた固定概念をうちくだかれたようでした!
障子と格子の光と影、シンプルでいて大胆、モダンなセンス、素敵です。

「田園調布の家(大川邸)」
大正時代に建てられた全室洋館の建物。
これまでのお客様本位の家ではなく、家族中心の間取りとなっています。
リビングではコーナーの出窓に造り付けのソファがあり、愛らしい住まいを感じます。
また、寝室から続くテラスにはパーゴラやテラスの壁に長椅子が作られ、寝室から外へ広がりを感じます。
当時は相当ハイカラな住まいだったと思います。快適に住まうアイディアがみられ楽しく見学できます。

人が住んでいた住宅を見学できるのはとても貴重です。
ここには何度も見にきています。
それは少しずつ住まいについての知識が増えていく度に、自分自身見るところや感じるところがちがい、発見するところも増えていくからです。
部屋の広さ、玄関の大小を感じたり、窓の位置や大きさでの陰ひなたの関係、天井の高低で感じる居心地の違いなどなど、図面だけでは全くわからなかったものが少しずつ理解できるようになっていきます。
特に前川邸は私にとり、建築家が建てた家をはじめて見学したというのもあり「家」に対する考え、見方が大きくかわりました。

次回もまだまだ見学シリーズ続きます。
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by matu-cafe | 2009-12-07 16:21 | 家作りのお話 | Comments(0)